映画ですが

誰も知らない [DVD]

大分前に話題になって、すっかり期限切れか？と
思いつつ、以前にＢＳでやってて録画しておいた
映画を昨日の夜、観た。

賛否両論あるのは知っていたけど、
胸が締め付けられるような映画であるのは事実。
みんなが言うように、ＹＯＵさん、役に合ってたなぁー。

静かすぎるので、絶対寝ない自信がある時に観るべし。
あと、集中できるときじゃないと途中早送りしたくなるかも。
この映画の醍醐味はゆっくり子供の姿を追うことにあると思うから。

わたしは「親になること」に理想を持ちすぎないこと、
とかちょっと学んだ。子供から目を離さないであげよう、
って思った。過保護とかじゃなく、見て欲しいところを
残さずキャッチしてあげられるようにしていたい、と。
だから、物質的リッチに育てるんじゃなくて、感受性豊かに、
っていうか、一緒に笑って遊ぼう、って思った。
当たり前なんだけど、改めてちゃんと思った。

現実に起こった事件の概要を後から知ったので、
そちらには言い様のない衝撃を受けた。
見る前に知ってたら、見方変わっちゃってたかもしれない。

題材は恐ろしく暗いのだけど、
見方によっては、前向きになれる、そういう映画だった。
なんかふしぎ。